2021.07.01 イベント

-「大日本沿海輿地全図」幕府上呈200年記念集会-「『伊能図』の現代的価値を考える」開催のお知らせ

伊能図の作成は、我が国が近代化を成し遂げることに欠かすことができない基盤となる日本地図の「礎」となった偉業です。世界的にも国土の精密な実測に基づいた伊能図の価値は計り知れないと言えます。伊能忠敬等は1800 年より17 年かけ10 度に渡る全国の測量を行い、日本地図の作成に取り組みました。1818年に彼が亡くなった後は弟子たちが引き継ぎ、3種類の縮尺の異なる日本地図を完成させ、文政4年7 月10 日(1821年8月7日)に幕府に上呈しました。
今年は、伊能図が完成し、幕府に上呈してから200年になります。今回、「伊能図の幕府上呈」から200年を記念し、上呈の日7月10日に合せて伊能図の全容、価値、作成の意義を明らかにする集会を開催します。まさに現代に通じる「伊能図」の偉業を偲ぶ会にしたいと考えています。多くの皆さんの参加をお願いします。

-「大日本沿海輿地全図」幕府上呈200年記念集会-「伊能図」の現代的価値を考える

主 催 日本地図学会(地図史料・地図アーカイブ専門部会)
共 催 伊能忠敬研究会
協 力 ヒルズライブラリー(六本木ヒルズ内49階)
後 援 日本地図センター、ゼンリンミュージアム、日本測量協会 等(申請中)
日 時 2021年7月10日(土) 午後1時30分より午後3時(1時間30分)
実施方法 リモート講演会としてWebinerで配信(無料)
詳 細 こちらのwebページからをお申し込みください
講 演 鈴木 純子(元国立国会図書館、日本地図学会名誉会員、伊能忠敬研究会特別顧問)
星埜 由尚(元国土地理院長、元日本地図学会会長、伊能忠敬研究会特別顧問)
司会・進行 太田 弘(日本地図学会 常任委員)