日本地図学会 第218回例会「ナビゲーションと地図読みの実践知を探る」
日時
2023年12月2日(土)14:00~17:00(受付開始 13:30)
会場
立正大学 品川キャンパス 9号館 9B11教室(地下1F)
交通アクセス
キャンパスマップ
山手通りから峰原坂を上り、キャンパスマップの正門から入り、大階段を上った地下1階エリアから、1号館を回り込んで9号館へお進みください。
主管
日本地図学会 ナビゲーション専門部会
参加費用
- 日本地図学会会員:無料
- 大学生以下:無料
- その他一般:500円(資料代として)
申し込み
Google Form からお申し込みください。
当日も受付ますが、資料がお渡しできない可能性があります。また参加費(資料代)は当日受付でお支払いください。
趣旨
スマホ/地図アプリが人の代わりにナビゲーションをおこなってくれる現在でも、山岳遭難における「道迷い」は全遭難の40%弱を占めます。一方で、ナビゲーション・スポーツはオリエンテーリングとそこから派生したロゲイニングやマウンテンマラソンを含めて、アウトドアスポーツの大きなジャンルになりつつあります。地図を使ったナビゲーションは実務面でも余暇活動としても重要な地図の用途ですが、その研究は発達研究を除くと多くはありません。今回の部会では、ナビゲーション・スポーツのトップ選手をお招きして、認知的にも興味深い地図の読み方に関わる実践の知を深掘りしていきます。
スケジュール
- 開会、主旨説明 14時~14時10分
- ナビゲーションの認知プロセス(本部会 村越主査) 14時10分~14時40分
- トップ競技者が語る地図読みとナビゲーションの実践の知 14時40分~17時
オリエンテーリングで日本を代表する競技者小牧弘季選手、稲毛日菜子選手、オリエンテーリングだけでなくロゲイニング、マウンテンマラソンでも無敵の柳下大選手をお呼びしました。各自の地図読みとナビゲーションの秘訣について紹介していただきます。その後、本部会の村越主査のコーディネイトのもと、具体的なナビゲーション場面で地図読みのポイントを、ナビゲーション実践、地図読みのプロセスという両面から掘り下げ、地図を読むことの楽しさと同時に、人間の知的活動としての奥深さも探究していきます。
オプションイベント
当日11時-12時(予定)、会場となる立正大学周辺での古地図(迅速測図)を使った「古地図ナビゲーションモデルイベント」の実施を計画中です。都市の中でのナビゲーションの楽しさも味わっていただけます。
日本地図学会 ナビゲーション専門部会について
地図の主要用途である空間移動(ナビゲーション)の諸側面(地図表現法、認知スキル、教育方法、アウトリーチ)を総合的に研究し、もって地図学の発展や地図利用の促進を図ることを趣旨とした日本地図学会の専門部会です。半年に1回程度の研究会の開催、オリエンテーリング等ナビゲーションに地図を使うイベントの開催、参加者等への質問紙調査やテストを通して上記諸側面についての知見を得、学会大会等で成果発表を行う活動をしています。
チラシ
お問い合わせ
ご質問や不明な点がございましたら,以下の連絡先までお気軽にお問い合わせください。
ナビゲーション専門部会 担当;三橋(miccyan1965★yahoo.co.jp) ★をアットマーク@に変更の上、送信をお願いします。